今日の講壇のお花です。
「ユリ」「ガーベラ」「レディイングリーン」
ユリとガーベラはよく聞きますよね。
ではレディイングリーンとは一体何なのでしょうか?
じつはこのお花はナデシコ科に属するお花ですが、花弁はなく、ガクのみで構成されたお花であります。
ここから色鮮な花が咲いたり、緑色が新しい色になったりはしません。
ずっと枯れるまでこのままの緑色のお花です。
一緒に並ぶユリのように真っ白で大きな花は咲きませんし、ガーベラのように色鮮やかなお花ではありません。
しかしこのレディイングリーンは美女ナデシコとも呼ばれます。
着飾らない変わらない姿で美女と呼ばれるお花です。
私たちも神さまの前には何も着飾る必要はなく、ただありのままの自分を表して行きたいと思います。
その私たちを「愛する」と言ってくださる神さまに、この聖日も心からの礼拝を献げてまいりましょう。
「キリスト・イエスの僕、神の福音のために選び別たれ、召されて使徒となったパウロからー」 ローマ人への手紙1章1節