明日はアドベントの第2主日を迎えます。
先週は、今年のアドベントクランツをご紹介しましたが、今日はこちら♡
クリスマスリースです♬
リースは、実はキリスト教由来のものではなく、古代ローマ時代が起源と言われています。リースとは、花や葉などで作られた装飾用の輪のことで、ローマ人によってお祭りやお祝い事で冠として身につけられていました。
冠は太陽の象徴であり、ローマ人にとっては特別なもの。それが時代を経て、キリスト教にも取り入れられるようになったと言われています。キリスト教のヒイラギを使ったリースは「キリストが十字架にかけられた際にかぶっていたいばらの冠」を象徴するとされ、クリスマスリースとして飾るようになったという説があるそうです。
クリスマスリースの意味は大きく分けると三つあると言われています。
一つ目は永遠の愛。「永遠」のシンボルである輪の形をしていることからきているとのこと。
二つ目は豊穣や豊作祈願。冬でも緑である常緑樹が農作物の豊穣を、赤いヒイラギの実や姫リンゴが太陽を、松ぼっくりや月桂樹が生命力を表しているそうです!
三つ目は、魔除けです。(これはキリスト教とはあまり関係ないですが)常緑樹であるヒイラギの葉は生命力の源とされ、悪いものから身を守ってくれると信じられていました。また、常緑樹の葉自体にも殺菌作用・抗菌作用があるそうで、ヒイラギを使ったリースは魔除けとして広く定着した…とのことでした。(efloraのHP参照)
横浜教会のリースは特別でK兄の手作り♡
材料集めから、色を塗り、組み合わせ、完成まで全部手作業!!
毎年、アドベント直前に行われる教会バザーに出品してくださって、みんな楽しみにしているのですが、コロナのために、バザー自体が中止に…早く再開できるといいなぁと思っています。
ここでクイズ!!(ちゃらん♬)
さぁ、写真のリース、教会のどこに飾られているものか分かりますか?
明日は、アドベント第2主日なので、2本目のろうそくに火が灯されます。
2本目のろうそくは、「天使のキャンドル」と呼ばれ、「平和」を表しています。
羊飼いたちにキリストのご降誕を告げた天使は「地には平和」と賛美しました。
「いと高きところでは、神に栄光があるように、地の上では、み心にかなう人々に平和があるように」。ルカによる福音書2章14節
明日の礼拝も主の恵みに期待して御前に出させていただきましょう。